BLOG「とりとめない話ですよ、ほんとに。」vol.24

「 ボタニカルな日々 」
通りに咲き誇ったサクラはついに葉桜となって、この季節特有の寂しさに浸っていると、TVでは牧野博士を題材としたドラ

マが始まり、なかなかボタニカルな日々を過ごしている今日この頃でございます。

花や緑、総じて植物には独特のヒーリング効果がある...ということを、実に見事に体感するのも、この春の頃合いです。

「以前は、そんなこともなかったけどなぁ..」不思議と、加齢とともに植物や自然、もっというと普遍的なモノやシンプル

なモノへの愛情や憧憬が深まっていっている気がします。つい最近、とある著名なファッションモデルの方が雑誌のインタビ

ュー記事の中で、「気がつけば、自宅のクローゼットの中がクラシコスタイルのアイテムで満たされていた。」と語ってい

らしたのも頷けます。その方の嗜好は、十数年前には、クラシコの対極であられたような記憶が...。

薄味を好みはじめたり、喧騒から静寂に身を移しはじめたり、このようにモノの本質を探究していこうとする変針は、今ま

で感じたことのない心地よさを何処からともなく運んで来てくれ、恍惚にすら感じます。


些細な日常の暮らしのなかに、仔細な心のときめきを描き、ドラマチックに毎日暮らしたいものです。






とりとめない話です、ほんとに。