「マイ気象庁」
どうでしょう?
朝晩はたしかに涼しさを感じ始めましたが、日中はまだまだ暑さが残りますね。一体、夏はどこまでで、秋はどこからなのか?その明確なボーダーライ
ンはきっと存在しないんでしょうし、気象庁の方でもこれは難問ですよね。境界が曖昧である方が、趣があっていいのかもしれませんが。
ご紹介するほどでもないんですが、わたしは夏場は毎朝、“水でシャワーを浴びる”というルーティンを続けています。ここ数日、朝晩涼しくなったとは
いえ、今日も元気に水シャワー、きっと明日も水シャワーで爽快な朝を迎えることでしょう。もう、水シャワーなくして一日は始まらない程です。
以前、雑誌のインタビュー記事で、京都の老舗割烹の料理長さんが、「新鮮な鯛の切り身をサッと湯に通し、すぐさまササッと冷水にくぐらすと鯛の身
が引き締まって、旨味が凝縮されるんですわ〜。」と仰ってました。毎朝、その鯛になったイメージで水シャワーを浴びて、自分自身の旨味を引き出そ
うと目論んでいる滑稽なわたしです。
そんなわたしが、強いて秋の到来を感じるタイミング、それは気象庁のリリースではなく、その朝の水シャワーが“お湯に変わる”時でしょうか。
ある朝、「これは、ヤバい。」と悟り、“冷”のコックを“温”のコックに持ち替えた瞬間、マイ気象庁は“秋の到来”を、そっと告げることでしょう。
ちなみに、昨年シャワーが水からお湯に変わったタイミングは、たしか、11月29日だった記憶が。
わたしの秋は、まだまだ先のようです。
とりとめない話です、ほんとに。