「 推進力 」
新年あけましておめでとうございます。
2023年、新年第一稿目のブログとなります。本年も徒然なるままに、そこはかとなく、綴ってまいります。懲りずにお付き
合いくださいませ。
気がつけば、絵に描いたまでの寝正月を華麗にキメてしまったわたし。そんな中、テレビに映る「箱根駅伝」だけが救いで
あり、愉しみであり、教訓となったのは、否定しません。筋書きのない展開に炙り出される数多のドラマとその秘話。こん
なにも、箱根駅伝の虜となった年はありません。二日に及ぶ至高のレースに織り交ぜられたキーワードの中で、特にわたし
の耳にこびり付くように残り、決して離れようとしなかった言葉、「推進力」。あらためて、聞き、発音して感じる、その
聞き惚れるような力強さ。まさに、今のわたしにとって喉から手が出るほど欲している様態です。
箱根駅伝の勝負を分つのは、「山」にあると聞きます。なるほど、頷けます。
と同時に、山って、日々の暮らしや仕事の中にも、意外と聳えてもいることに気づきます。高低やシルエットなどバリエーシ
ョンに富んだ山々が立ち塞がり、それを眼前に硬直し身震いする時すらあります。本年も立ちはだかるであろうまだ見ぬ山々
に、“よし!推進力をもって立ち向かっていこう!」というプラスチックな決意を、体を横たえ毛布に包まれながらしてしま
った途端、テレビの中の選手に詫びる始末のわたしでした。
とりとめない話です、ほんとに。